年始に実家に帰った際に
祖母と母と父の遺影用の写真を撮る事にしました。

と、いうのも
ここ最近色々な方から「遺影について」という相談であったり話があって
ふと思うと、
私がカメラマンをしているのにもかかわらず、
家族の遺影を撮れてないというのは恥ずかしい事のように感じたので
年末に家族に話をして、
毎年年始に撮る事にしようと決まりました。

毎年の顔の変化を撮れるのも面白いなと
後何枚撮れるかわかりませんが
できるだけ多くの遺影用の写真が撮れたらいいなと思ってます。

あ、上の写真は光の様子をチェックするためにキョの写真撮ったものです。

遺影は誰のもの

以前撮影の依頼があった際に少し意見がわかれたのですが、
私は遺影というのは残される人のものだと思っています。
手を合わせたりするのもその遺影写真に対してだったり、
孫の世代、ひ孫の世代におばあちゃんはこんな人だったんだよとか話すのもその写真だったり。
だから残される人がその人を一番イメージできるものが良いと思います。

もちろん一番新しいものが遺影に使われるべきというものではないと思っています。一番輝いている時でも良いと思っています。それが残される人にとっても輝いていると共有できている時であれば。

どこまでこの先遺影というのを追求できるかわかりませんが、
これから遺影にも向き合って行きたいと思ってます。