縁あって若松にある株式会社樫本商店に行ってきました。

今回は
・ホームページなどの写真を更新したい
・新しい取り組みを発信したい
というもの。

中小企業やものづくりの会社さんに携われる機会を頂くのは非常に嬉しい事です。

今回のブログ記事は
「普段考えている私の企業写真への考え」などをまとめていきたいと思います。
いつもの打合せで伝えさせていただいている内容をまとめていますので、
もしこの記事を読んで共感頂けたらぜひ、お問い合わせください。

写真について

いろんな現場でおきている、写真によるミスマッチ。

1.新入社員とのミスマッチ

ここはよく起きているような気がします。
新しく入った社員が
「あれ?ホームページとかで見たイメージとは違う」
というミスマッチ。

例えば新入社員向けに撮っている写真で社内の良いところだけ撮ったり、
写真の為に作り込んだ架空のイメージや
はたまたフリー素材を多く使っているものなど

会社スタンスで考えると、
間口だけ広くして、入れることだけに集中しすぎている。
実際に入って来た人に関しては現場に任していて、万が一止める事になったら
「現場がしっかりしないから」や「最近の若い人は長続きしない」といった表現になる。

なので、あまりに現実を伝えると人が入ってこないといったことであれば、
できるだけ改善を重ねた方が良いと思っています。
実際の社内をきちんと見せて、その上で来てもらうというのが入社後のミスマッチにならないと思います。

2.経営層と現場のミスマッチ

実際にこのミスマッチって社内に入らないとわからないところでもあったりします。

というのも、お金を払っている以上良く見せたいという気持ちが強くなってしまうところがあります。
そこは普通の心理だと思いますし、できるだけ力になりたいと思っています。

ここでいうところの落とし所が撮影時に一番考えるところです。

例えばこんな口調で社員さんが言う場合
「またこんな事言ってんの?」
とか、
「また良いカッコしてる。実際は違うのにね」
なんていうことを現場で耳にすることがあります。

もちろんここに問題があるわけでなくて、
経営層と現場にギャップが生まれていて、
そのギャップが何なのかだと思っています。

・経営層が現場を見ていないので実際の姿をつかめていない
・経営層は現場を知った上でなってほしい姿として描いている

後者であればお金を使う必要がでてくるのですが、
前者であれば、お金を使って社内に溝を作る様な感じがします。

この時はできるだけ落とし所を両者の間くらいに落とす様にしています。
できるだけこのミスマッチだけは産みたくないので。

全体的な話

ここまで写真や広告物でのミスマッチについて話しましたが、
採用サイトを経営層が考える「なってほしい形」の方向づけを強くして、
少し今の企業内とは違っていても、
実際の社員や現場が「少し手の届くなってほしい姿」として共有できると強い気がします。

企業が発信するものに興味を持たないチームになっているのが問題で、
常に社員に興味をもってもらう取り組みの一環として
SNSなどを回したり、
社内報を作ったりすることで
社内の情報を回したり、小さいことを回せたりと
情報の活性化ができると思います。

この社内報などを社員も楽しめて、
そしてできれば社員の家族も楽しめるものができたら、
その時は強いチームになっているんだろうなと・・・・

あ、なんか自分が関わりたい方向をかなり強く書いてしまいました。

要するにカッコよく撮るのはできるんです。
でもワクワクするような写真を考えるのが楽しんです。

是非一緒にワクワクしましょう!!!